第305回彩の国シネマスタジオ 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール(JR与野本町駅)

© Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefónica Audiovisual Digital SLU, RTVE

『誰もが愛しいチャンピオン』

【日時】3月6日(水)~3月10日(日)

10:30/14:30

★アフターセミナー開催/3月9日14時30分の回終了後

 ゲスト:藤枝 美恵さん (相談支援専門員/保育士)  

 

<ストーリー>

スペイン中にアミーゴス旋風を巻き起こした感動作!

プロ・バスケットボールのコーチ、マルコは負けることが大嫌いなアラフォー男。ところが短気な性格が災いして問題を起こし、チームを解雇された揚げ句、知的障がい者のバスケットボールチームアミーゴスを指導するはめに。アミーゴスの自由過ぎる言動にはじめは困惑するマルコだったが、彼らの純粋さ、情熱、豊かなユーモアに触れて一念発起、全国大会でまさかの快進撃を見せる……

 

監督・共同脚本、編集:ハビエル・フェセル 『モルタデロとフィレモン』『ミラクル・ペティント』

脚本:ダビド・マルケス

出演:ハビエル・グティエレス『マーシュランド』『オリーブの樹は呼んでいる』

 

 

2018/スペイン/スペイン語/118/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:CAMPEONES/英題:CHAMPIONS/日本語字幕:金関いな

提供:シンカ/太秦/フェリーチェ 配給:シンカ 宣伝:太秦

後援:日本障がい者バスケットボール連盟/(一社)日本FIDバスケットボール連盟/一般社団法人 日本時自閉症協会/公益財団法人 日本ダウン症協会/スペイン大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京/スペイン政府観光局





第306回彩の国シネマスタジオ 埼玉会館小ホール(JR浦和駅)

© 2017 - Les films du Worso - Rita Productions - KNM - Pathé Production - Orange Studio - France 3 Cinéma - Versus production - RTS Radio Télévision Suisse

『田園の守り人たち』

【日時】3月15日(金)

10:30/14:30/18:30

 

★アフターセミナー開催(14:30の回終了後)

  ゲスト:  吉原 豊さん(本作配給会社 ニューセレクト株式会社   代表取締役)

 

男たちの銃後を守る女たちの戦いと、寡黙な彼女たちの

胸に渦巻く思いを静謐な田園風景の中に鮮やかに浮かび上げる傑作。

 ミレーの「落ち穂拾い」や「種をまく人」を思わせる美しい田園風景がシネマスコープのスクリーンに浮かび上がる。そのノスタルジックな景色が広がる大地と仄暗い灯りの下での日々の暮らしこそが、第一次世界大戦下の女たちにとっての戦場だった。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスも、やはり夫を戦場にとられている娘ソォランジュとともに、冬を前に種まきに供えなくてはならない。秋深い寒空の下、白髪の目立つオルタンスが、冬を前に馬に鋤を引かせて泥土を耕す。その峻厳な美しさが、観る者を一気に1915年のフランスの田園へと誘う。

 オルタンスは収穫を前に若い働き手フランシーヌを雇い入れる。農作業から家事まで任された誠実な彼女は女主の信頼を得て、家族同然に暮ら始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた慎ましやかなフランシーヌに惹かれてゆく。孤児として育った彼女には、いつか家族を持ちたいというささやかな夢があったが……。

 戦争映画といえば男たちの物語が多いが、『田園の守り人たち』たちは、男たちの安否を気遣いながら、懸命に働き、銃後を必死に守った女たちの戦いを描き出す。1915年から20年まで、機械の導入によって農作業の風景も少しづつ変りゆく物語は、オルタンスが男が決めたしきたりや約束を守ろうとする過去に生きる女とすれば、ソランジュが現在、そしてフランシーヌは自立を欲する未来の女性を鮮やかに浮かび上げる。そして、ソランジュの裏切りにあいながらも、身ごもった子供について「私が育てます。私が働きます。彼は私の名前を継ぎます」と宣言するフランシーヌの神々しさ、そしてほろ苦くも希望に満ちた時代の幕開けを象徴する彼女の笑顔と歌声に誰もが心打たれることだろう。

 

美しき母ナタリー・バイと娘ローラ・スメの初共演。

そしてスクリーンの光りを集める新進女優イリス・ブリーの彗星のごとき登場。

 オルタンスとソランジュを演じるのは、フランスを代表する女優ナタリー・バイと、その娘ローラ・スメ。今回、映画初の共演で母娘役を演じている。バイは、フランソワ・トフュフォーの『映画に愛を込めて アメリカの夜』(73)『緑色の部屋』(78)や、ジャン=リュック・ゴダールの『勝手に逃げろ/人生』(79)『ゴダールの探偵』(85)など、ヌーヴェルヴァーグ監督たちから愛され、『ポルノグラフィックな関係』(99)ではヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。近年もグザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』(13)、『たかが世界の終わり』(17)等、最前線で活躍している。バイと監督グザヴェエ・ボーヴォワとは、『若き警官』(05)など、3作目のコラボレイト作品になった。

 国民的人気を誇ったジョニー・アリディとバイの娘として生まれたサラブレッド、ローラ・スメは、クロード・シャブロルの『石の微笑』(04)、フィリップ・ガレル『愛の残像』(08)、『イヴ・サンローラン』(14)等で個性的な役柄を演じ、2018年には短編『Thomas』で監督デビューも飾っている。

 そして、スタッフにより発掘され、演技経験もないまま堂々ソランジュを演じたのはイリス・ブリー。実の母娘で演じるオルタンスとソランジュに対し、未来の女性像を強く、瑞々しく表現した彼女は本作でセザール有望新人賞にノミネートされ、イザベル・ユペールと共演する「La daronne」が待機中である。

 

 また、オルタンスに暇を出されたフランシーヌの次の主人となる女性を本作の編集者であり、ボーヴォワの妻マリエ・ジュリー・メイルが演じている。

 

出演:オルタンス ナタリー・バイ、ソランジュ ローラ・スメット、フランシーヌ イリス・ブリー、ゲオルグ シリス・デクール、アンリ ジルベール・ボノー、クロヴィス オリヴィエ・ラブルダン、コンスタン ニコラ・ジロー、マルグリット マチルド・ヴィズー・エリー

 

監督:グザヴィエ・ボーヴォワ、脚本:グザヴィエ・ボーヴォワ、フレデリック・モロー、マリー・ジュリー・マイユ  、原作:エルネスト・ペロションの同名小説、音楽:ミシェル・ルグラン、プロデューサー:シルヴィー・ピアラ、ブノワ・ケノン、撮影:キャロリーヌ・シャンプティエ、美術:ヤン・メガー、衣装:アナイス・ロマン、編集:マリー・ジュリー・マイユ、キャスティング:カレン・オトワ

 

2017年/フランス・スイス合作/フランス語/シネスコ/135分/原題:Les Gardiennes/日本語字幕:岩辺いずみ 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム 宣伝:テレザ、プレイタイム


第307回彩の国シネマスタジオ 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール(JR与野本町駅)

© WhiskyGaloreMovieLimited2016

『ウイスキーと2人の花嫁』

【日時】4月3日(水)~4月7日(日)

10:30/14:30

★アフターセミナー開催予定

 

ナチスによるロンドン空爆が激しくなる時代、 英国の美しい小さな島に舞い降りた奇跡の実話

 

ナチス・ドイツによるロンドン空襲が激しさを増す第二次世界大戦中、人々にとって”命の水”であるウイ スキーが枯渇してしまっていた時代に、スコットランドのエリスケイ島沖で大量のウイスキーを積んだ貨物 船 SS ポリティシャン号が座礁した事件の実話を基に描いた物語。 原作は英国人作家コンプトン・マッケンジーが 1947 年に発表した小説「Whisky Galore」(意味:たっぷり のウイスキー)。1949 年に初映画化され、名作として多くの人々から愛され続けてきた。待望のリメイクと なる本作は、少年時代からオリジナル版のリメイクを夢見ていた1人のプロデューサーの熱意により10年 の歳月をかけて製作された作品である。SS ポリティシャン号に乗船していた士官候補生や座礁した船をい ち早く発見した人物など、事件を直接知る人々への丁寧な取材に時間を費やし、まるでウイスキーを熟成さ せるかのように完成した。 全編スコットランドでロケが敢行され、当時の面影を残す 17 世紀に建てられた歴史的建造物など、スコッ トランドの名所をはじめとした貴重なロケーション撮影による美しい映像にも注目である。

 

 

NY へ向かうはずの5万ケースものウイスキーの運命とは―― 不器用で愛すべき島民たちが繰り広げるユーモラスな“ 結 婚 ウエディング 狂騒曲 ラプソディ ”!

 

第二次世界大戦中、ドイツによるロンドン空襲が激しさを増しナチスの手がすぐそこまで迫ってきている 時代。ついにウイスキーの配給が止まってしまう。もはや生活の一部として無くては生きていけないほどウ イスキーをこよなく愛するトディー島の住民たちは、そんな状況のなかで完全に無気力に陥っていた…。 ちょうどその頃、オッド軍曹(ショーン・ビガースタッフ)は、島の顔役のひとりである郵便局長ジョセフ・ マクルーン(グレゴール・フィッシャー)の娘ペギー(ナオミ・バトリック)に結婚を申し込むため戦地を 離れて島にやってきた。一方マクルーンのもうひとりの娘カトリーナは(エリー・ケンドリック)、気の弱 い学校教師ジョージ・キャンベル(ケヴィン・ガスリー)と結婚の約束をしたばかりだが、厳格な母親は、 ふたりの結婚をなかなか許してくれない。結婚式に必要なウイスキーが無くちゃ結婚もムリ!と周囲から猛 反対されて困った状況に…。 そんな時、輸出用に大量のお酒を積んだニューヨーク行きの貨物船ミニスター号が島の近くで濃霧のため に座礁して沈み始めたのをきっかけに、状況は好転する。 船を調べるため海に出た島の男たちは、沈没寸前の船から脱出しようとする船員から「船にはニューヨーク 向けの輸出用ウイスキーが5万ケースも積まれている」と聞かされる。「これはきっと神様からの贈り物に 違いない!」と、島民たちは大喜びする。 この事件はあっという間に島中に知れ渡り、皆でウイスキーの“救出”に取りかかろうとしたちょうどそ の時、マカリスター牧師(ジェームズ・コスモ)が霧の中から現れる。そして、安息日が始まること、神の 日には働いてはならないことを大声で告げる。牧師が言い終えた時、12 時の鐘が鳴り日曜日になってしま う。島民たちはしぶしぶ家路に就くことに。安息日、島民たちはマカリスター牧師の手厳しい説教に耐え、 ウイスキーを“救出”する前に船が沈んでしまうのではないかと、そわそわしながら1日を過ごすのだった。 一方、島の民兵に就任した堅物のワゲット大尉(エディ・イザード)は、深夜 12 時になったら船の積み 荷を見張るようにとオッド軍曹に命じる。だが、恋人の父親ジョセフに「男性は婚約パーティーを開いて結 婚の誓いを立てないかぎり結婚することはできず、婚約パーティーではウイスキーを振る舞わねばならない」 という古くからの島の慣習を告げられたオッド軍曹は、ウイスキー“救出”作戦に加担することを決意。わ ざと島民に自分を捕らえさせる。そして島民たちは船が沈没する前に、できる限り多くのウイスキーを回収 することに成功する。 海底へ沈んだ船から拝借したウイスキーは島の洞窟の中に隠され、それぞれが“必要な”分だけ持ち帰る。 沈没した船に積まれていた大量のウイスキー。持ち出されたウイスキーを押収しようと躍起になるワゲット 大尉と関税消費税庁、抜け目のない島民たちとの知恵比べがついに始まる――!

 

原題:WHISKY GALORE!

監督:ギリーズ・マッキノン

出演:グレゴール・フィッシャー、ナオミ・バトリック、エリー・ケンドリック、ショーン・ビガースタッ フ、ケヴィン・ガスリー、エディ・イザード、ジェームズ・コスモ

原作:コンプトン・マッケンジー「Whisky Galore」 (1947)

後援:スコットランド国際開発庁/ブリティッシュ・カウンシル 特別協力:土屋守(ウイスキー評論家)

協力:ウイスキー文化研究所/日本スコットランド交流協会/バカルディ ジャパン株式会社

2016 年/イギリス/英語/98 分/ビスタ/字幕翻訳:安本熙生

配給:シンカ 宣伝:太秦




第308回彩の国シネマスタジオ 埼玉会館小ホール(JR浦和駅)

©2017 CINE AYMARA STUDIOS.

『アンデス、ふたりぼっち』

【日時】4月9日(火)

10:30/14:30/18:30

★アフターライブ開催/14;30の回終了後

ゲスト:高橋 マサヒロさん

    (南米アンデス地方の民族楽器ケーナ&サンポーニャ奏者)

 

ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の傑作
小津安二郎を彷彿とさせる雄大な自然とふたりだけの宇宙

本作は、ペルー映画史上初の全編アイマラ語長編映画として話題となり、ペルー本国では3万人以上の観客を動員する大ヒット。アカデミー賞やゴヤ賞のペルー代表作品に選出されるなど国内外で高い評価を受け、近年、ペルー映画の最高作と評された。監督は、ペルー南部プーノ県出身のオスカル・カタコラ監督。本作で、アイマラの文化・風習の中に、私たちが存在を知りながらも目を背けていた現実を、雄大なアンデスの自然と共に痛烈に描いた。ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の旗手として今後の活躍を期待されていたなか、2021年11月、2作目の撮影中に34歳の若さでこの世を去ってしまう。本作が長編初作品であると同時に遺作となった。
今となってはオスカル・カタコラ監督の声を聞くことはできない。オスカル・カタコラ監督の死は、ペルー映画界のみならず、これからの映画表現において、間違いなく大きな損失となっただろう。ウィルカ役は監督の実の祖父ビセンテ・カタコラが、パクシ役は友人から推薦されたローサ・ニーナが演じている。撮影は、標高5,000メートル以上の雪に覆われたプーノ県マクサニ地区アリンカパックで5週間にわたって行われた。原題の“WIÑAYPACHA”は、アイマラ語で「永遠」を意味し、時間の経過と終わることのなく何度も戻ってくる循環を表現している。

 

老夫婦の厳しくも逞しく生きる愛の物語。
その行き着く先は ―― 観客の心を震わせるラストシーンを目撃する

標高5,000mを越える社会から遠く離れた場所にふたり。
都会に出た息子の戻りを待つパクシ(ローサ・ニーナ)とウィルカ(ビセンテ・カタコラ)。アイマラ文化の伝統的な生活の中で、リャマと羊と暮らしていた。寒い夜を温めてくれるポンチョを織り、コカの葉を噛み、日々の糧を母なる大地のパチャママに祈る。ある日、飼っていた羊がキツネに襲われてしまう。さらに、マッチを買いにいった夫・ウィルカはその途中に倒れてしまう…。都会に出た息子の帰りを待つふたりにやがて訪れる衝撃のラスト ——

 

監督・脚本・撮影:オスカル・カタコラ 編集:イレーネ・カヒアス  出演:ローサ・ニーナ、ビセンテ・カタコラ 

日本語字幕:新谷和輝 アイマラ語監修:藤田護、マリオ・ホセ・アタパウカル、矢島千恵子 後援:在日ペルー大使館 協力:日本ペルー協会

ペルー/2017年/アイマラ語/86分/英題:ETERNITY



【シネマスタジオとは?】

NPO法人埼玉映画ネットワーク主催の映画上映会。

各会場とボランティアスタッフのサポートのもとで定期的に映画上映を行い、身近な場所で世界の多様な作品を観られる場所と機会を提供しています。

 

【当上映会のシステム】

当日券・回数券のみ/お支払いは現金のみ/全席自由/各回入替制

◎チケットは各回上映分を9時30分より販売開始(当日券のみ)

 ※会場や作品によって例外があります。詳細はホームページ・チラシ・各種SNSにてご確認ください。

 

【料金・サービスのご案内】

一般1,100円/小中高生600円(要学生証)

回数券

 11枚つづり11,000円。切り離し利用可。3年間有効。

スタンプカード(チケット兼用)

 鑑賞した映画の作品名のスタンプを押します。10個集めると1回無料で鑑賞できます。

 鑑賞履歴にもなります。

特別興行の場合、料金が変わる場合がございます。

 

【上映会場】

詳しくはコチラ

①彩の国さいたま芸術劇場(JR「与野本町駅」)

②埼玉会館(JR「浦和駅」)

③蕨市民会館(JR「蕨駅」)

 

【アフターイベント】

◎3種類のアフターイベントを実施!

 「アフタートーク」映画関係者の話を聞いてみよう!

  映画関係者によるトーク(映画監督、原作者、プロデューサー、出演者など)

 

 「アフターセミナー」作品の背景を知り理解を深める!

  専門家によるセミナー(その道の専門家・識者、大学教授など)

 

 「アフターライブ」で盛り上がろう!

   上映作品に関連するライブパフォーマンス(音楽家、芸術家、芸人など)

 

*上映会期間中の他の回を鑑賞したお客様であれば、

 スタンプカードの提示で、イベントにご参加いただけます。

特定非営利活動法人 埼玉映画ネットワーク

〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-3-10黒澤ビル3階

電話 048-762-9407(携帯電話 080-1368-7399)

Fax 048-762-9427

E-メール info@eiganetwork.or.jp

 

*土日祝日および各イベントの翌日は原則お休みを頂いております。

*訪問される際は必ず事前の連絡をお願いいたします。