© 1987 / Pelemele Film GmbH - Pro-ject Filmproduktion im Filmverlag der Autoren GmbH & Co. Produktions-Kommanditgesellschaft München - Bayrischer Rundfunk/BR - hr Hessischer Rundfunk
『バグダッド・カフェ 4Kレストア』
【日時】10月22日(水)~26日(日)
10:30/14:30
★アフターセミナー開催 10月25日(土)14;30の回終了後
ゲスト:渋谷 哲也 さん(日本大学文理学部 教授 ドイツ映画研究)
あの場所で、また会おう
1989年、公開とともに熱狂を巻き起こしミニシアターブームの象徴となった不朽の名作が4Kレストアで再びスクリーンに
きこえる?
わたしは、あなたをよんでいる。
アメリカ西部、モハヴェ砂漠にたたずむ寂れたモーテル「バグダッド・カフェ」に現れたのは、場違いな風貌のドイツ人旅行者ジャスミン。
オーナーのブレンダは家庭も仕事もうまくいかずいつも不機嫌。持ち物は全て男物、勝手に掃除を始め店を手伝おうとする得体の知れぬ訪問者ジャスミンに対して怪訝な態度をみせるが、朗らかなジャスミンは周囲の人々を巻き込み、店は活気付いていく。次第にブレンとジャスミンの心は近づいていき、かけがえのない友情で結ばれていく……カフェに集うのは、近くのトレーラーハウスに住む老画家ルディ、アンニュイなタトゥーイストのデビー、モーテルの隣にテントを張って住み着いているエリックなど個性的な面々。訪れるのも立ち去るのも自由、誰をも受け入れる場所、それが「バグダッド・カフェ」。
青く広い空、砂漠の乾いた空気、給水塔と空を舞うブーメラン
公開から35年。名曲「コーリング・ユー」とともに鮮やかによみがえる、あの風景。
1989年に日本公開され、ミニシアターブームの象徴となった珠玉の名作『バグダッド・カフェ』。多くの人が「好きな映画」として挙げ、リバイバルのたびに熱心なファンを生んでいる本作が、今年3月に亡くなったパーシー・アドロン監督監修のもと4K修復され、日本のスクリーンに戻ってくる。
どこまでも広い空、砂漠の乾いた空気、ふしぎな光(ルビ:ビジョン)とちいさな魔法(ルビ:マジック)――どこか寂しく、なぜだか懐かしいあの景色。アカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、数多のアーティストがカバーした名曲「コーリング・ユー」とともに、鮮やかに蘇った本作をぜひスクリーンでご堪能ください。
「あらゆる肌の色、バックグラウンド、信条の違いを理解し受け入れる温かさを描いたこの物語は、現代における癒しの源になるのだと感じたんだ」
――パーシー・アドロン監督
『バグダッド・カフェ』4Kレストア
監督: パーシー・アドロン/脚本:パーシー&エレオノーレ・アドロン/出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト/ジャック・パランス/CCH・パウンダー、ほか
(1987年/西ドイツ/108分/英語、ドイツ語/カラー/1.66:1)
提供:是空/TCエンタテインメント
配給:アルファズベット
© 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
『私がやりました』
【日時】10月31日(金)
10:30/14:30/18:30
★アフターセミナー開催 14;30の回終了後
ゲスト:須藤 健太郎 さん(学習院大学 文学部 フランス語圏文化学科 准教授)
パリの大豪邸で起こった、有名映画プロデューサー殺人事件。
容疑者から一躍人気スターになった若手女優の前に、
有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、
ところが、そんなある日、二人の前にオデットという女が現れる。
監督を務めるのは名匠フランソワ・オゾン。
監督:フランソワ・オゾン『8人の女たち』『しあわせの雨傘』
イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、
©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion
『ぼくは君たちを憎まないことにした』
【日時】11月12日(水)~16日(日)
10:30/14:30
★アフターセミナー開催 11月15日(土)14;30の回終了後
ゲスト:豊岡 めぐみ さん(フランス哲学専門)
アカデミー賞スタッフが贈る、世界的ベストセラー小説の映画化
あなたは、憎しみに満ちたこの“世界”
最愛の妻を奪われた男と生後17ヶ月の息子
悲しみと希望を詩情豊かに綴る感動の実話
2015年11月13日金曜日の朝。
本作は、家族3人で幸せに着らしていたアントワーヌが、
監督・脚本:キリアン・リートホーフ『陽だまりハウスでマラソンを』
原作:「ぼくは君たちを憎まないことにした」
2022年/ドイツ・フランス・ベルギー/フランス語/102分/シネスコ/5.1ch/原題: Vous n‘aurez pas ma haine/英題:YOU WILL NOT HAVE MY HATE /日本語字幕:横井和子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
© TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022
『アダマン号に乗って』
【日時】11月21日(金)
10:30/14:30/18:30
★アフターセミナー開催 14;30の回終了後
「パーソナルリカバリー ~自分らしい人生を拓く~」
ゲスト:小島 知子 さん(社会福祉士/精神保健福祉士/保育士)
ベルリン国際映画祭でまさかの金熊賞《最高賞》受賞!
日仏共同製作の「優しい」ドキュメンタリー
今年2月、第73回ベルリン国際映画祭でクリステン・スチュワー
みんな違ってみんな良い。
パリ、セーヌ川に浮かぶ、奇跡のような船〈アダマン〉
パリの中心地、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築の船
即興のコンサートでフレンチロックを熱唱!ワークショップでは、
<アダマン)の日々をそっと見つめる眼差しは、人々の語らう言葉
監督:ニコラ・フィリベール 2022年/フランス・日本/フランス語/ 109分/アメリカンビスタ/カラー/原題:SurL'Adam
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
『バーナデット ママは行方不明』
【日時】12月10日(水)~14日(日)
10:30/14:30
★アフターセミナー開催 12月13日(土)14;30の回終了後
ゲスト:熊谷 宏靖 さん(国立極地研究所 広報室長)
毎日がトラブルでいっぱいの主婦バーナデット
「もう限界」と逃げ出して始まった、シアトルから南極へ16,0
チャード・リンクレイター監督(「6才のボクが、大人になるまで
笑いと涙のドラマチック・アドベンチャー!
シアトルに暮らす主場のバーナデット、夫のエルジーは一流IT企
が、夢を諦めた過去があった、日に日に息苦しさが募る中、ある事
アカデミー賞受賞女優ケイト・ブランシェットが自ら演じたいと熱
2019年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/108分/原題:Where’d You Go, Bernadette/日本語字幕:石田泰子
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
脚本:ホリー・ジェント、ヴィンス・パルモ
出演:ケイト・ブランシェット、ビリー・クラダップ、エマ・ネルソン、クリステン・ウィグ
配給:ロングライド
提供:バップ、ロングライド
©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会
『嘘八百 なにわ夢の陣』
【日時】12月18日(木)
10:30/14:30
中井貴一X佐々木蔵之介の〈骨董コンビ〉が、安田章大(関ジャニ
いざ大阪へ
狙うは豊臣秀吉の幻の茶碗「鳳凰」。
終わりよければ、“嘘”も良し?!
これまで千利休、古田織部の茶器をめぐって大騒動。目利き古美術
お宝バトルを制するのは誰なのか?
中井貴一 佐々木蔵之介
安田章大 中村ゆり 友近 森川葵
前野朋哉 宇野祥平 塚地武雅 吹越満 松尾諭 酒井敏也 桂雀々 山田雅人 土平ドンペイ Blake Crawford 高田聖子 麿赤兒 芦屋小雁 升毅 笹野高史
監督 武正晴 脚本 今井雅子 足立紳 音染 富費晴英
©︎ Ali n' Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
『モロッコ、彼女たちの朝』
【日時】12月26日(金)
10:30/14:30/18:30
★アフターセミナー開催 14;30の回終了後
ゲスト:佐野 光子 さん(アラブ映画研究者)
美しく
親密な姿を描いた
肖像画
★★★World Film Reviews
繊細で、心打たれる
★★★ Los Angeles Times
ここはカサブランカの旧市街にある小さなパン屋
出会うはずのなかったふたりは絆を結び、新しい人生へと歩き出す
モロッコの異国情緒と甘い香りが包み込む、始まりの物語
地中海に面する北アフリカの「魅惑の国」モロッコから、小さな宝
カサブランカのメディナ(旧市街)で、女手ひとつでパン屋を営む
孤独を抱えていたふたりだったが、丁寧に捏ね紡ぐパン作りが心を
モロッコの伝統的なパンや焼き菓子、幾何学模様が美しいインテリ
自分らしく生きると決めた彼女たちが迎える朝の景色とは-。
女性監督初のアカデミー賞モロッコ代表!世界の心を掴んだ
新星マリヤム・トゥザニ監督が、過去に家族で世話をした未婚の妊
臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。
イスラーム社会では未婚の母はタブー。美容師の仕事も住まいも失
監督・脚本:マリヤム・トゥザニ 出演:ルプナ・アザバル『灼熱の魂』『テルアビブ・オン・ファイ
2019年/モロッコ、フランス、ベルギー/アラビア語/101
日本語字幕:原田りえ 提供:ニューセレクト、ロングライド 配給:ロングライド
【シネマスタジオとは?】
NPO法人埼玉映画ネットワーク主催の映画上映会。
各会場とボランティアスタッフのサポートのもとで定期的に映画上映を行い、身近な場所で世界の多様な作品を観られる場所と機会を提供しています。
【当上映会のシステム】
当日券・回数券のみ/お支払いは現金のみ/全席自由/各回入替制
◎チケットは各回上映分を9時30分より販売開始(当日券のみ)
※会場や作品によって例外があります。詳細はホームページ・チラシ・各種SNSにてご確認ください。
【料金・サービスのご案内】
一般1,100円/小中高生600円(要学生証)
◎回数券
11枚つづり11,000円。切り離し利用可。3年間有効。
◎スタンプカード(チケット兼用)
鑑賞した映画の作品名のスタンプを押します。10個集めると1回無料で鑑賞できます。
鑑賞履歴にもなります。
◎特別興行の場合、料金が変わる場合がございます。
【上映会場】
*詳しくはコチラ
①彩の国さいたま芸術劇場(JR「与野本町駅」)
②埼玉会館(JR「浦和駅」)
③蕨市民会館(JR「蕨駅」)
【アフターイベント】
◎3種類のアフターイベントを実施!
「アフタートーク」映画関係者の話を聞いてみよう!
映画関係者によるトーク(映画監督、原作者、プロデューサー、出演者など)
「アフターセミナー」作品の背景を知り理解を深める!
専門家によるセミナー(その道の専門家・識者、大学教授など)
「アフターライブ」で盛り上がろう!
上映作品に関連するライブパフォーマンス(音楽家、芸術家、芸人など)
*上映会期間中の他の回を鑑賞したお客様であれば、
スタンプカードの提示で、イベントにご参加いただけます。
